🏘 ①外観 ハーフティンバーの街並み
exterior
今回からは「ハーフティンバーの街並み」を紹介していきます。
Twitterの方でも簡潔にまとめているのですが、ブログなのでより詳しく書いていこうかなと思います。長くなりますが、お付き合いいただけると幸いです。
モジュール作品「ハーフティンバーの街並み」
— Vanilla (@vanillalego) 2021年10月2日
レゴでつくりました!
1.5プレート分に4棟分の配置で、それぞれ3階+屋根裏の内装つきです。(1/6)#LEGO #レゴ
内装→ pic.twitter.com/FGUlo6d9Pv
全体の目次→🏘 目次 ハーフティンバーの街並み - Vanillaのレゴ制作記
まずは外観の写真からご覧ください。
半プレートに1棟が主流のなか、1.5プレートに4棟というのは詰め込みすぎかなという気はしますが、建物ごとに位置をずらすことで立体感を出せたのではないかと思います。
フィグありバージョン
ハーフティンバー様式というのは建築様式というよりは技法のことで、おとぎ話によくでてくる木組みの家がこれにあたります。元々は木造の骨組みの間を漆喰などで充填して外壁としたものを指したのですが、時代が下ってからは装飾の意味合いが強くなり、普通の壁に木板を貼ったものも見られたそうです。レゴ界での再現はこれですね(という言い訳)。
個人的に木組みの再現方法は以下の3種類あると思っています。(茶色枯渇のため濃茶で代用)
まず左のタイルを貼る方法。これが一番ポピュラーなのではないかと思います。作例を探すと大体がこの組み方ですね。ただ今回はひとつひとつの建物の幅が狭いので、タイルだと太すぎて違和感が…。今度大きめの建物を組む際には取り入れます。
中央は線の太さが均一で、恐らく最もリアルだと思います。しかもタイルの間をブロックで埋めるという現実に即した素晴らしい方法・・・ではありますが、当然その分難易度も高いです(中間色では斜めのパーツはあまりありませんし)。戦艦をつくっておられる方はきっと得意なのではないかと思うので、是非作品を見てみたいですね。灰色のハーフティンバーもないことはないと思います(多分)。
そして右が今回使った方法です。特に作例は見当たらなかったので珍しいとは思いますが、普通に組んでからバーをつけるだけなので手軽なところが利点だと思っています。側面スタッドにクリップ付バーをつけることで角度も変えられます。遠くから(重要)見れば中央と近いのではないでしょうか。
1番パーツに余裕があった黄色塔では結構細かく線を入れられたと思います。傾けても崩れないよう、横組みしたものは全て固定しています。
内装も巻き込んで固定しているところもあります(詳細は後ほど)
うまく階ごとに区切れなかった部分は段違いの構造になっています。これはこれで面白い内装になったので良いかなと。
ところで、何故このような細長い建物になったかというと、過去作を崩して出たブロックを資材につくったからなのです…。中間色は手持ち数が少なく、この幅にせざるを得なかったんですね。以下が今回崩した過去作です。
今作に関連するものでフォルダに残っていた一番古い写真がこちら。当初は水色の建物もあったのですが、色数が多すぎるとごちゃごちゃしてしまうので白になりました。ちなみにこれが3月。
こちらが8月の写真です。屋根以外の外装はほぼ完成形です。4か月どうしたという話ですが、大学が忙しく暫く放置されていました…。完成は10月初旬ですが、実質的な製作期間は3か月ほどですかね。
さて、屋根はほとんどスロープブロックを使いましたが、色の関係で白の棟のみタイルで仕上げました。1×1は1/4ラウンドタイルしかなかったのでダメージ部分ということにしておきます。
裏側は表側とは違う雰囲気になっています。いつも建物をつくるときには表側だけ先につくるのですが、裏側はそのときあったパーツを使って適当につくっているので統一感に欠けているんですね…。ですがTwitterではこの混沌とした感じが好きだと言っていくれる方が意外といて、本当にありがたいことです。
どの部屋にもアクセスできるよう階段が入り組んでいますが、詳細はその都度紹介していくことになると思います。
スペースがないところは梯子が多くなっていますね。こんなに梯子が多いと高い家賃を払ってでも下階に住みたいと思ってしまいますが、ミニフィグは私と違って健康なので…(茶色以外)
ちなみに2階は2棟ずつ、3階以上は1棟ずつ分離できます。並びを変えるとなんとなく雰囲気も変わりますね。
この作品は今でも部屋の一角に飾ってあります。勉強机からの眺めがちょうどこんな感じなので、いつも癒されています。
最後に、次回以降の予告を兼ねて1階部分の写真を載せておきます~
続く