Vanillaのレゴ制作記

Vanillaがつくったモジュール規格のレゴ作品を紹介するブログです

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🎻弦楽器店

お久しぶりです。本当にお久しぶりです…。

久々にブログを書く気になったので、新たな建物を紹介しようと思います。

 

 

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さて、今回は去年(2022)の春につくったこちらの建物をご紹介します。

これをつくるときに考えたのが、モジュールのように規格化されていない建物を1軒くらいつくりたいな・・・ということでした。Instagramとかで見る海外のAFOL(レゴ好きな大きなお友達)の作品に触発されたのだと思います。

そこで、新たな試みとして、敷地全体を斜めに組んでみることにしました。

事前に色々構想していたので、組み始めてからは1~2か月ほどで完成しました。(個人的には早いほうなのです)無駄に心配性なので、心配事があるときはとりあえず次につくる作品のことを考えたりしています。。。


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すこし角度を変えて。

横には小川が流れています。全体の高さを上げたため、水面との高低差も表現できました。

水車もあります。


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水を汲みに川へ向かうパンダさん(筆者シグフィグ)


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うしろは普段そこまでつくりこまないのですが、本作ではそこそここだわっています。こちらは崖のようにしてみました。

窓はヒンジで曲面のようにしてみました。


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向かって左側は緑豊かに。

針葉樹っぽい木々が立ち並びます。1番大きな木は正面からもよく見えるので、シンボルツリーと言えるでしょうか。

 

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最近、オフ会の雰囲気に合わせるため菜の花を増やしました。

 

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木はこんな感じで組まれています。別の建物で解説した写真を持ってきました。葉っぱを3つひっかけるようにして三角錐をつくってそこに大きさに応じて葉を足していきます。さらに何らかの短いバーとバー付きクリップをつけて幹と接続し、適当に角度をつけたら完成です。

そんなに良い組み方ではないですが、よかったら試してみてください~

木の組み方はビルダー一同今後も研究を重ねてまいります(多分)。

 

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左横には入口があります。(よく見ると鍵を開けてる)

螺旋階段はハリーポッターのセットに入っていたものです。スペースを取るのでなかなか使えませんでしたが、活用できて良かったです。

そして階段へのアプローチに立てられた柵はトレイン用線路を買ったときについてくる端切れ(?)的パーツでできています。ケチなのでこれはパーツにしかみえませんでした…トレイン関係の方々からは良くコメントいただきますね。

 

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地面を外したところです。1×1プレートのところで接続しています。

3点固定という地震もびっくりの軟弱な地盤です…

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もっとわかりやすい写真を撮ろうかと思ったのですが億劫になってしまい簡単に図を書いてみました。ちなみにパンダは関係ありません。

公式はよく3:4:5の△を使いますが、ここでは5:12:13を使っています。この方が傾きがゆるやかで良いですね。長さはポッチ間距離のため、例えば⑤となっているところは6ポッチ分となります。

長々書いていますがこの接続はとても脆いのでやらないほうが良いです…強度を考えるとやはりヒンジか楕円プレートに軍配があがります。

 

 

ここからは内装を紹介していきます。


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まずは地下(?)から。土地を1ブロック分上げたことで地上よりも少し低い、半地下のようなスペースをつくることができました。1ブロック分なので外から見てもそこまで違和感なくつくれたのではないかと思います。


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地下(とここでは便宜的に言っておきます)では木材を切り出して加工しています。周りにはたくさん木があるのでそれを使って弦楽器をつくるわけですね。これぞ地産地消!(多分違う)


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小刀で木片と格闘するパンダさん。

そして右に見えるのが水車を使って木を切る機構です。水車も存在意義がないと可哀そうなので申し訳程度に…

 

ここからメインの上階です!


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横側をパカッと開けた様子です。吹き抜けを横から見たらきれいに見えそうだということで始めから開けた状態でつくりました。撮影スポットとして活躍してくれています。


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楽器売り場にはヴァイオリン、チェロ、コントラバスが並びます。ビオラは…さすがにヴァイオリンとほぼ大きさが同じなのでブロックでつくるのは至難の業ですね。ちなみに現在はなんと、コントラバスのパーツが存在します(2023モジュール)。買ったら一緒に並べたいところです。

ハリポタの杖は弓として箱に入った状態で陳列されています。

奥には楽譜の本棚もあります。

 

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地上1階は楽器が置かれた仕切りを境に大きく2分されています。このようにゆるやかに空間が分かれているのも個人的には好きですね。

右の棚には楽器のお手入れ用品(松脂など)があります。幼少期のヴァイオリンの経験が役立ったのはこれが初めてな気がしています(笑)


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奥の相談スペース

楽器はお高いのでよく吟味して買いましょう。


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さらに奥(売り場の反対側)には工房があります。壊れた楽器を治すのに果たしてナイフは必要なのでしょうか・・・

 

続いて地上2階部分です。

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2階は店主がゆっくりできる休憩スペースです。お得意さんが来たらここに招いて団欒するようです。

弦楽器店なのにサックスがあるのはご愛嬌…きっと金管楽器にも通じているのでしょう。


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フィグに持たせているのは暖炉の火に空気を送り込む鞴(フイゴ)です。どこかの本で見かけてどうしてもつくりたかったのに、今や名前を忘れてしまい頑張ってネットで調べました。フイゴです。

上に置かれたお菓子の瓶はハリポタ製です。お洒落な小物が多くて助かりますね(その分高いけど)

 

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屋根にはちゃんと梁があります。建築はいつか本格的に学びたいですね。

煙突は暖炉から繋がっています。

 

最後に恒例の全体図をどうぞ〜


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1階

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2階

 

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本作品は佐倉ユーカリ運転会や海老ブリをはじめとする様々なオフ会でお披露目しています。強度がないため運搬は大変ですが、斜め組みは毎回好評をいただいており、持っていって良かったと思うのでした。

 

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というわけで弦楽器店でした!たまには斬新な建物を、とのことで形になって良かったです。モジュールではない建物もまたつくりたいですね。

 

 

ブログ執筆はなかなかハードルが高いですが、他の人のブログを読むのはすごく面白いんですよね。

これからも折を見てブログも続けていく予定ですので、気長にお待ちいただければと思います。Twitterの方は頻繁に更新していますので、よろしければそちらもご覧ください!

それではまた~

 

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